瑕疵:KASHI
瑕疵:KASHI 「ancode」
¥2000
jigen-022
2021.12.24 in store
瑕疵:KASHI 「ancode」
¥2000
jigen-022
2021.12.24 in store
マツシタ カズオ(ex O.A.D.)率いるニューグループ、瑕疵は漆黒から生成されるポスト・ジャズへのパスポート。
作曲と即興の交差点で発火するクールな炎のような演奏を‘先端’と呼ぶ事に躊躇いはない。
瑕疵:マツシタ カズオ(sax,piano)鳴瀧朋宏(bass)衣笠智英(drums) guest:登敬三(sax)豊永亮(guitar)
prologue 07:56
emotion and humans 11:39
ancode 06:45
metal flower 07:42
the fruit of intelligence 04:39
recorded by hitoshi okunari at gokuraku studio Osaka June 13 – July 10, 2021
mix and mastering by hitoshi okunari and KASHI
art director chie yamada
produced by KASHI
Jigen production 2021 jigen 022
レジェンドの復活と呼んで何の差支えがあろう。90年代、シーンを震撼させたハイパー・ダブ・バンドO.A.D.のリーダーであったマツシタ カズオ(sax,piano)の再登場。瑕疵の持つサウンドは大きな容器の中で楽曲、即興演奏、音響が溶け合いながらグルーブを伴い、向かってくる。この聴覚刺激的、且つ下半身を揺らすプッシュ力を秘めたマジックのようなサウンドにマツシタの先端への嗅覚と時代の不足に対する直観を感じる。鳴瀧朋宏(bass)、衣笠智英(drums)による鉄壁のリズムセクションが作りだす多次元の空間の中を理知的なピアノと閃光のように放たれるsax。更には登敬三(sax)豊永亮(guitar)というエッジフルなゲストプレイヤーのスパイスを注入する事でカテゴライズ不能な作品が誕生した。録音はマツシタの盟友、奥成一志が担当。ミックス、マスタリングは奥成とメンバー全員で長い時間を費やし、完成。この五感に訴えるべく力感あふれる録音作品は多様化し細分化され尽くされた音楽シーンに一石を投じるインパクトを放つ。2021年作品